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遠く煙たなびく浅間山が望まれる湯の里は、十観山と滝山の山あい標高七百メートルの地である。 開湯は古く、飛鳥時代の後半、役の行者によって発見されたと、伝えられる。まだ無名であった頃の島崎藤村が明治三十二年八月、田沢温泉を訪れ、豊かな詩情を練って『千曲川のスケッチ』という作品を残している。 温泉はほのかな硫黄臭のする単純硫黄泉で三十八〜四十二度なので長めに入浴していただくと婦人病をはじめ諸病に温泉の効果が倍増されます。